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奥谷まゆみKARADAレッスンスタジオ(きらくかん)の
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女性の不調改善トレーナーの奥谷まゆみです。

体を読み解き、体の使い方を変えて不調を改善する「からだレッスン」というのをやっています。
それだけで体も心も元気になる「骨盤姿勢」を一人でも多くの人に伝えたいと思っています。
からだマスターコース
体と心を実感しながら学ぶからだマスターコース、パーソナルと少人数クラスを開催しています。

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子どもの心に響く「むかし話モード」
妊婦さんのコンディションをよくするためのアドバイスとして、

「今よりもゆっくり話すようにしてください。むかし話を話すときのスピードがいいですよおはな。」
と、お伝えすることがよくあります。

むかし話のスピードって、妊婦さんにぴったり!
話すスピードを変えるだけで、
心も体もぐっと妊婦らしくなって、
腰痛やお腹のハリなど、実際のトラブルがぐっと減るんです。

この「むかし話モード」、妊娠中だけでなく、
赤ちゃんや子どもたちも大好き。

話すスピードだけでなく、声のトーンなど、
むかし話モードで話してあげると
子どもも落ち着いて話が聞けるし、とても理解しやすいんです。

実は子どもたちは、お母さんの早口おしゃべりはちょっと苦手。
理解のスピードがついていかれないし、
気持ちだけ焦って、自分まで行動がそわそわしてしまうんです悲しい

早口の自覚のあるお母さん、
ぜひ試してみて下さい。
自分自身の気持ちもとても落ち着いてきます。






| 子どもの育ち方 | 2009.12.19 Saturday | 18:41 |
「不便」が子どもを成長させる
子どもたちの世話でくたくたのお母さん。
そんなお母さんに育てられている子どもの体をみると
エネルギーが余ってしまって、無駄に騒いだり、乱暴になっている…

そんなことがよくあります。

不便なことって、子どもの成長にとても大切だと思うんです。
不便で困る、だから自分で工夫する。
困らないでやれることが当たり前でなく、
ありがたいことだということにも気づきます。
感謝の気持ちを深めることができます。

自分で工夫して、行動してみると、
結果はどうであれ、いろんな自信につながるし、
「困ったな、どうしよう」と悩んだり考えたりすることが
エネルギーを快く発散させてくれます。

我が家も、娘が3年生の時に、
夏休み中、お昼を用意しないで仕事に行ってみました。
冷蔵庫にちょっと下準備をしたものを入れておくくらいはしておいて、
ギブアップしたら、作ろうと思っていましたが、
夏中彼女はなんとか自分で食事の支度をして過ごしました。

もともと、給食が苦手だったのですが、
夏休みが終わるころになると
「ママー、給食のおじさんたちってすごいよねー、
毎日あんなにいろんなメニューを考えてさ、
ああー、はやく給食始まらないかなあ〜」
と、給食のありがたさを肌身に感じていました。

「育児が大変!」と疲れを感じているおかあさん。
子どもの成長のためにも、もっと手を抜いてみてください。
おなかが空けば、お米だって研いでくれます。
着るものが何もなければ、洗濯だってしてくれます。
不便さを感じないから、お手伝いが続かないんです

「なーんだ、こんなにいろいろやらなくても、ぜんぜん平気なのね〜」って
きっと気づいてもらえると思いますおてんき
| 子どもの育ち方 | 2009.11.29 Sunday | 19:23 |
赤ちゃんは「タイ人の新入社員」?
「赤ちゃんを『赤ちゃん』と思わないで、『タイ人の新入社員』だと思って接してみて下さい」

ピピピ?ピピピ?ピピピ?ピピピ?

私が先日の子育て講座の中で出した、一つの提案です。

別にタイ人じゃなくてもいいんですよ、ミャンマー人でも、セネガル人でもいいんです。
ようは、「異文化で言葉は通じない人が、くらしの中にやってきた」時、みんなならどうしてた?ということを思い出せば、子育てはできるんだよ、という例なのです。

子育てに悩むお母さんたちの様子を見ていて気になることは、「子どもを見ないこと」です。
赤ちゃんが泣いちゃって、どうしていいかわからない、子どもが何にでもイヤイヤになっちゃってどうしていいかわからいない。
そんなときに、子どもを見ないで、本やネットや情報ばかりを見ているお母さんが少なくないのです。
そしてその要求を見るよりも、泣きやませるとか、言う事をきかせるとか、自分の思い通りにさせることに一生懸命になっています。

もし、あなたが務めている部署に、外国人の新入社員、それもちょっと慣れている英語圏とかではなく、まったく文字も解読できず、言葉も文化もわからない国から来た新入社員が入ってきたらどうするでしょう?
外国語辞典を引くよりも何よりも、その人を一生懸命見るのではないでしょうか?
「郵便局に行きたいのかな?」「切符がうまく買えないのかな?」
まずは相手の要求が何なのか一生懸命知ろうとするでしょうし、身振り手振りで、自分にできるかぎりの精一杯で、相手に伝え、駄目だったらまた違う方法で、とチャレンジすると思います。

子育てって、それとおんなじ。
新しい生活の中で生きていくための、お手伝いなのです。

どうも私たちは「母親」「子育て」「赤ちゃん」というものを、未知なもの、特別なもの、と思い過ぎでいるのかも知れません。

子育てはシンプルなコミュニケーション。
だれでも今までやってきた、「普通のこと」です。
肩の力を抜いて、今まで通りにやれば大丈夫おはな

そんなことをお伝えしました。
| 子どもの育ち方 | 2009.11.23 Monday | 13:27 |
子育て講座を休んでいた理由
高尾で「きらくかん」を始めて10年以上が経ちました。
開業当初は私も産後間もなくて、自分の出産・育児で学んだこと、反省したこと、整体を通じて、それらがホントはもっと楽になることを伝えたくて、初めの数年はきらくかんのお客さんのほとんどは子育て中のお母さんたちで、講座もほとんどが子育ての講座でした。

各地で子育ての講座をたくさんやって、また、いろいろな子育て講座をしている人たち、そうした講座に参加している大勢のお母さんたちと関わってきてわかったのは、とても残念なことですが、悲しいかな

「子育ての勉強ほど身につかないものはない」

ということです。

確かに、受講中や受講後しばらくはちょっといい感じ、だけど、しばらく経つと元通り。
それどころか「やっぱり私はダメな母親」と、かえって自分を否定するようになってしまったお母さんたちが、あちこちの育児講座をジプシーのように渡り歩く姿をたくさん見てきて、私自身も「何のための子育て講座なんだろう…」と疑問を感じるようになり、しばらく講座をお休みすることにしました。

どうして、勉強した子育てが身につかないのか、役立たないのか。
その理由はコミュニケーションの働きにカギがあります。

その働きとは

「本当に思っていることが伝わる」というものです。

どんなにニコニコしていても、おなかの中にメラメラ怒りがあったり、悲しみがあったりすると、相手は何となく変だな?と感じています。
これは勘がいいとかわるいとかではなく、実は誰でも感じていることです。

言葉にしていることと、本当に思っていることが違う感じ。
いい人はなく、いい人ぶっている感じ。

さまざまな詐欺が新聞を賑わせているけれど
本当は騙されてしまった人たちも「なんか変だな?」とは感じていたと思います。

どこがどう、というのはわからなくても、なんとなく違和感として、私たちは感じています。

そしてこどもたちは、その「本当に思っていること」を見抜く力がとても優れているのです。

だから、子育て講座で
「こんな時はこう言いましょう」
「こんな時はこうしましょう」
と学んでも、お母さん自身が、本当にそう思っていなければ、子どもには伝わらない。
「こういうときは怒らずに話しましょう」と、言われた通りやってみても、こどもには心の中にある怒りが伝わっています。

いくら「子どもがお友だちをぶってしまったら」とか「歯磨きをしたがらなかったら」というような子育ての対処法を学んできても、お母さん自身の心が動かなければ、子どもの心も、行動も変わらないのです。

それどころか、こどもたちは、お母さんの行動と心にギャップがあると、とても不安になって、余計な問題行動を引き起こす原因となってしまいます。

今までの子育て講座ではなくて、もっと心の奥が変わる、いや変わる必要なんて本当はないのかもしれない、心の奥が楽になる子育て講座をやろう!
そう意を決して臨んだのが、今年の新しい育児講座「子どもの育ち方」でした。
                         (つづく)

| 子どもの育ち方 | 2009.11.20 Friday | 20:16 |